大阪・北新地で“伝説のキャバ嬢”と呼ばれた進撃のノアさん。
日給6,000円の下積み時代から、年商2億円のキャバクラ社長へと上り詰めた彼女の半生は、まさに現代版・成り上がりのシンデレラストーリーです。
現在は、北新地の有名キャバクラ「CLUB REIMS（ランス）」の社長を務めながら、YouTubeチャンネル『進撃のノア Shingeki noa』を運営し、メディア出演やイベントにも積極的に参加。
多方面で圧倒的な存在感を放っています。
そして2025年5月、人気YouTuberヒカルさんとの“交際0日婚”を電撃発表。
業界を超えて大きな注目を集めました。
この記事では、
- 進撃のノアとは何者？Wiki風プロフィールまとめ
- 進撃のノアはお嬢様育ちたった？
- 進撃のノア極貧時代：日給6000円で働いていた！
- 進撃のノアの経歴
- 進撃のノアの年収は2億円？
- 進撃のノアの社長業とは？
といった内容を中心に、彼女の魅力と成功の裏側を深掘りしていきます。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう！
目次
進撃のノアとは何者？Wiki風プロフィールまとめ
進撃のノアさんは、元キャバクラ嬢であり、現在は大阪・北新地の高級クラブ「Reims（ランス）」の社長として活躍する実業家です。
10代の頃から自立し、厳しい環境を生き抜いてきた彼女は、努力を重ねて年収2億円を稼ぐ存在へと成長しました。
本名は本間みのりさん。
1995年1月12日生まれで、大阪府八尾市の出身です。
身長は159cm、血液型はA型。
源氏名の「進撃のノア」の由来は、秋田で出会った恩人「ノアさん」の名前を受け継ぎ、豪快な飲みっぷりを「巨人みたい」と言われたことから、流行していた『進撃の巨人』にちなんで「進撃のノア」と名乗るようになりました。
当初は珍しがられることもありましたが、今では彼女の代名詞になっています。
現在は、クラブ経営のほかにYouTubeや書籍の発信でも注目を集めており、YouTubeの登録者数は82万人を超えています。
キャバクラ嬢という枠にとどまらず、自分の名前を“仕事の武器”に変えた進撃のノアさんは、まさに現代を生き抜く女性たちのロールモデルとも言えるでしょう。
進撃のノアはお嬢様育ちたった？
画像出典元：YouTube
進撃のノアさんの現在の姿からは想像しづらいかもしれませんが、彼女はもともと非常に裕福な家庭で育ちました。
ここでは、進撃のノアさんがどんな家庭に生まれ、どんな経験を経て“自分の道”を選ぶようになったのか、その原点に迫っていきます。
幼少期〜学生時代
進撃のノアさんは、裕福な家庭に生まれ、典型的なお嬢様として育ちました。
父親については明言されていませんが、一部では音楽プロデューサーの本間昭光さんではないかという説もあります。
実際に、ノアさんの家庭は経済的にも文化的にも恵まれています。
3歳からバレエを始め、ピアノ・書道・そろばん・英語・水泳など、数えきれないほどの習い事に取り組んでいたそうです。
出典元：YouTube
学校の成績も優秀で、運動神経も抜群。
テニス部では市の大会で2位に入賞するなど、まさに“完璧な子ども”として育てられていました。
ただしその裏では、常に「何でもできて当たり前」というプレッシャーも感じていたといいます。
転機となったのは中学時代。
足の怪我によってバレエの夢を断念せざるを得なくなり、精神的なバランスが崩れ始めます。
家庭や学校になじめなくなり、自分の将来に迷っていた頃、偶然目にしたキャバクラのドキュメンタリー番組に強く惹かれたことが、のちの人生を変えるきっかけとなりました。
- 立花胡桃（たちばなくるみ）のくるみをつかっています。
- 立花胡桃さんの自伝小説「ユダ」はノアさんがキャバ嬢になったきっかけの一つです。
- 「ユダ」など、夜関連の本を色々読んで研究を重ねました。
- 立花胡桃さんに強い憧れを抱いていました。
高校では環境を変えるため、単身ニュージーランドへ留学。
英語を学ぶ目的のほか、自分をリセットしたいという思いもあったそうです。
現地での生活は孤独との戦いでもありましたが、日本から取り寄せたギャル雑誌『小悪魔ageha』が心の支えだったと語っています。
進撃のノア極貧時代：日給6000円で働いていた！
進撃のノアさんの人生が大きく動き出したのは、ニュージーランドから帰国した18歳のときでした。
「キャバクラで働きたい」と母親に話したところ、大反対を受け、激しい喧嘩に。
そのまま家を飛び出し、自立した生活を始めることになります。
ノアさんが最初に足を踏み入れたのは、大阪・北新地にある『クラブ ジュメイラ』というお店。
しかし、1ヶ月で辞めています。
ここでは、キャバ嬢ではなく、ダンサーとして夜の仕事を始めました。
そして帰国し、初めて夜のお店で働いたのは18歳。
北新地にある『クラブ ジュメイラ』というお店でダンサーがメインだったそうです。
引用元：melby.jp
仕事は厳しく、日給6000円という条件のなか、家賃5万円の古いアパートに一人で暮らしながら生活をつなぎます。
出典元：YouTube
水回りが壊れていたり、ガスや電気が止まることもある環境でしたが、「誰にも頼らず、自分の力で生きていく」と強く心に決めていました。
このときの経験が、のちにキャバクラ業界で成功するための原点となっていると思われます！
「進撃のノア」という名前の由来
進撃のノアさんが「ノア」という名前を名乗るようになったのは、秋田県のキャバクラで働いていたときの出来事がきっかけでした。
当時、源氏名は「くるみ」。
そのお店で2週間ほど働いていたある日、ノアさんはインフルエンザとノロウイルスに同時にかかり、動けないほど体調を崩してしまいます。
周囲が距離を置く中、たった一人、看病してくれたのが、その店のNo.1キャバ嬢「ノアさん」でした。
ご飯を持ってきてくれたり、身の回りの世話をしてくれるその優しさに、進撃のノアさんは深く心を打たれます。
「私、いつか絶対に売れるんで。名前、使わせてもらってもいいですか？」
そう伝えた言葉通り、後に「ノア」という名前で活動を始め、大きな存在へと成長していきます。
お客さんから「めっちゃ飲むやん！」「巨人みたいな飲み方やな」「シャンパン進撃しすぎ（笑）」と冗談まじりに言われることが増えていきました。ちょうどその頃、漫画『進撃の巨人』が大流行していたこともあり、「進撃のノア」という名前が自然と浮かび上がったそうです。
秋田のノアさんは、進撃のノアさんの活躍をSNSで見ていたそうです。
“進撃のノア”という名前には、一人のNo.1キャバ嬢から受けた恩と、その恩に報いようとする誓いが込められているのです。
ノアさんは、「No.1たるもの性格が良くないといけない。」と心に刻んでいたようです。
なんか、すごい感動的なお話ですね！
進撃のノアの経歴：キャバ嬢伝説と逆転物語
進撃のノアさんは、単なる“売れっ子キャバ嬢”という枠には収まりません。
厳しい下積み時代を乗り越え、キャバクラ激戦区・北新地で頂点に立ち、自らの伝説を築き上げました。
この章では、進撃のノアさんがどのようにしてキャバ嬢としての才能を開花させ、“日本一のキャバ嬢”と呼ばれるまでに至ったのか。
その軌跡と、成功をつかむために彼女が磨いてきた武器に迫ります。
2013年：北新地『ルビー』にプレオープンから入店
18歳後半の進撃のノアさんは、大阪・北新地にオープンしたばかりの新店舗「Ruby」でキャバ嬢として働き始めます。
源氏名はNOAから「七瀬ノア」に変更。
この時期は、源氏名がまだ定まらない“試行錯誤の時期”だったと本人も語っています。
入店初日、同じ日に働き始めたのは、なんとカリスマキャバ嬢・門りょうさん！
ノアさんは、そんな門りょうさんに対し「飲もうや」とフランクに声をかけたことで意気投合しました。
以降は、フリー客に2人で同時に接客する“共同接客”スタイルを取り入れ、互いの顧客を紹介し合いながら、場内指名や客単価を飛躍的に伸ばしていきます。
門りょうさんとの出会いが、進撃のノアさんの人生を大きく動かす転機となりました。
2013年｜進撃のノア誕生
進撃のノアさんが本格的にキャバクラの世界に足を踏み入れたのは、2013年、大阪・ミナミの「Club Dear」でした。
このとき、源氏名として初めて「進撃のノア」を名乗り始めます。
しかし、「進撃のノア」の名刺を出したところ、「ふざけているのか」とお客様に怒られてしまった経験もあったそうです。
それでもノアさんは名前を変えませんでした。
この頃のノアさんは、喧嘩っ早くて酒癖も悪く、酔うとおしぼりやお菓子を投げることもあったようです。
本気で仕事に向き合っていたものの、当時は視野が狭く、自分のお客様しか見えていなかったため、周囲とのトラブルも絶えなかったそうです。
その結果、1カ月の禁酒令を店から言い渡されることもありました。
この期間をきっかけに、他のキャストやスタッフの動きにも目を向けられるようになり、自分の考え方が間違っていたことに気づいたといいます。
少しずつ変化を見せはじめ、ディアーを辞める2カ月ほど前からは、店の仲間たちとも打ち解けるように。
初めてのバースデーイベントでは、自己最高となる1,000万円の売上を記録しました。
2015年｜北新地ニルスでNo.1キャバ嬢に
進撃のノアさんは21歳のとき、北新地の新店「CLUB NILS」への移籍を決めました。
門りょうさんが所属するエースファクトリーグループから「新店を一緒に立ち上げてほしい」と声をかけられたのがきっかけです。
オープン前は「クラブ ピース」や「クラブ エース」で経験を積み、2015年に正式に「CLUB NILS」に入店しました。
しかし、これから頑張るぞという時に痛風になってしまったそうです。
ノアさんの飲みっぷりは、巨人並みですからね！
当時の北新地は、全国から実力者が集まる激戦区でした。
その中で進撃のノアさんは指名・売上を大きく伸ばし、月収3,000万円を超えるほどの人気を獲得します。
彼女は「皆で仲良く楽しく飲みたい」という思いから、積極的に酒を飲み、盛り上がると他のテーブルも巻き込んで大宴会になることも頻繁だったと言います 。
ビール、缶チューハイ、シャンパンなど、どんな酒でも受け入れる姿勢は、顧客との一体感を高め、場を大いに盛り上げました 。
朝7時まで帰宅できなかったり、記憶がほとんどなかったりする日もあったそうですが、この献身的な接客が次の指名へとつながり、強固な顧客基盤を築きました 。
会話だけでなく、同席するすべての人が心地よく過ごせるように場を整えたことで、同業者からも一目置かれる存在になります。
見た目の美しさに加えて、言葉選びや距離感など細部までこだわる姿勢も評価されました。
この頃から“北新地のカリスマ”と呼ばれ、メディアにも多く取り上げられるようになります。
2018年｜バースデーイベントで8000万円を売り上げる
進撃のノアさんがキャバクラ界で注目を集めた大きな転機は、2018年の23歳バースデーイベントでした。
わずか4日間のイベントで、売上はなんと8000万円。
SNSでもその圧巻の数字が話題となり、一躍“日本一のキャバ嬢”として世間に広く知られる存在になりました。
このイベントでは、ミニオンの衣装で店に出勤するなど、ユニークで遊び心のある演出も披露。
- 10万万円クラスの高級シャンパンが次々と開けられました。
- 約500万円分もの花束が届けられました。
- このイベントのために日本に初めて持ち込まれた、1本1000万円もする巨大シャンパン「アルマンド スーパーマグナム」が登場しました。
- イベント期間中に空いたボトルは合計300本以上、具体的には312本にのぼったと報じられています
「お客様にとって一生忘れられない日をつくる」ことをモットーに、イベント全体をプロデュースしたといいます。
この成功は、ただお金を使ってもらうだけではなく、人の心を動かす演出力・信頼関係・日々の努力の積み重ねが生んだもの。
「キャバクラの枠を超えたエンタメ体験をつくることが私の仕事」と語るノアさんの言葉に、その哲学が凝縮されています。
進撃のノアの年収は2億円？
進撃のノアさんの収入は、キャバ嬢として働いていた頃から社長として活躍する今に至るまで、驚くほどスケールアップしています。
その内訳を見てみると、まさに“桁違い”の一言です。
キャバ嬢時代の月収・年収は？
現役キャバ嬢として働いていた当時、ノアさんの月収はなんと1,000万円ほどが平均だったそうです。
しかも、最高月収は3,000万円を超えたこともあるとか。
これはもう、トップ中のトップキャストだった証拠ですね。
社長になってからの収入はもっとすごい！
さらにすごいのが、23歳という若さで社長になってから。
その年の年収はなんと2億円超え！
キャバクラの世界でも屈指の有名人である門りょうさんや愛沢えみりさんと肩を並べるレベルの稼ぎっぷりです。
キャバ嬢としての高収入から、起業して事業オーナーになったことで、収入が一気に跳ね上がったんですね。
お店の売上やブランド展開など、自分以外の人や仕組みがお金を生み出してくれる「レバレッジ」が大きく働いています。
現在の収入は“複数の顔”から
今のノアさんは、ひとつの仕事に収入を頼っていません。キャバ嬢時代の収入はもちろん、現在はクラブの経営者としての報酬、モデル活動、DJ、テレビ出演、さらに自身のカラコンブランド「michou」のプロデュースなど、多方面で活躍中です。
こうした“収入の分散”は、もし何かひとつの仕事が止まっても他で補える、いわば「経営者型の安定スタイル」。長く活躍する人に共通する、お金の稼ぎ方・守り方といえそうですね。
進撃のノアの社長業とは？
キャバクラ業界で頂点を極めた進撃のノアさんは、2021年に惜しまれながらも現役キャバ嬢を引退します。
その後は、持ち前の行動力とプロデュース力を活かして、新たなステージに挑戦を始めました。
2021年にキャバ嬢を引退し、裏方としての道へ
引退を決めた理由について、ノアさんは「後輩を育てる立場に回りたいと思った」と語っています。
お客様に愛されるためには、外見だけでなく内面や振る舞いも磨く必要がある。
そのことを自らの経験で体得してきたからこそ、次は“伝える側”へとステージを変えたのです。
クラブ「Reims（ランス）」を立ち上げ、社長に就任
引退後すぐに立ち上げたのが、北新地にある高級クラブ「Reims（ランス）」。
ノアさんはこの店の代表取締役社長を務め、自らキャストの教育にも深く関わっています。
「可愛いだけでは通用しない。何を考え、どう行動するかが問われる」
そう語るノアさんは、スタッフ一人ひとりの個性や強みを引き出す教育に力を注ぎ、徹底的な現場主義でクラブ運営を行っています。
現在では、キャスト・黒服・ヘアメイクなど、すべての立場から信頼される“経営者としてのカリスマ”へと進化を遂げました。
YouTube登録者数83万人超、SNSでも大きな影響力
進撃のノアさんは、SNSを通じた発信でも絶大な人気を集めています。
YouTubeチャンネルでは、キャバ嬢のリアルな裏側や接客術、美容・人生観などを語り、登録者数は82万人超（※執筆時点）を突破。
特に女性からの支持が厚く、「ノアさんに憧れてキャバ嬢になった」「自信をもらった」という声も多く寄せられています。
インスタグラムやX（旧Twitter）でも多くのフォロワーを持ち、“夜職のカリスマ”から“現代のロールモデル”へと立場を広げています。
まとめ
進撃のノアさんの人生は、「どんな境遇からでも人は変われる」と教えてくれます。
日給6000円の生活からスタートし、努力と感謝を大切にしながら、北新地でトップキャバ嬢へ。
現在はクラブの社長として、そしてYouTuberとしても活躍しています。
華やかな経歴の裏には、地道な努力と人との出会いを大切にしてきた姿があります。
その姿勢が多くの人に共感され、今も多くの支持を集め続けている理由です。
ノアさんは、誰にとっても「逆転の可能性はある」と証明してくれる存在です。
最後までご覧いただきありがとうございました！