日本棋院東京本院に所属する囲碁の女流棋士・大須賀聖良さんが、事故による頭部外傷のため、都内の病院で亡くなったことが発表されました。
享年21歳でした。
大須賀聖良さんは、15歳のときに「女流特別採用推薦」でプロ入りし、2023年には三段に昇段。若くして実力を認められ、多くの囲碁ファンに注目されていた存在でした。
囲碁への情熱は小学生の頃から強く、小学6年生で韓国へ囲碁の短期修行に行くなど、早くから研鑽を重ねていたようです。
この記事では、大須賀聖良さんの出身校や学生時代の様子を振り返りながら、囲碁と共に歩んだその学びの道を辿っていきます。
目次
大須賀聖良の学歴・出身校まとめ
小学校:さいたま市立芝川小学校
中学校:さいたま市内の中学と推測
高校:不明
大学:不明
大須賀聖良はどんな人?wikiプロフィール

- 名前:大須賀 聖良(おおすか せいら)
- 生年月日:2004年1月20日
- 年齢:21歳(2004–2025)
- 出身地:埼玉県さいたま市
- 職業:囲碁棋士(女流三段)、所属:日本棋院東京本院
- 師匠:洪清泉四段(洪道場)
- 段位:三段(2025年6月、追贈)
- 入段経歴:2020年4月「女流特別採用推薦棋士」としてプロ入り(2019年9月より対局開始)
- 主な戦績:
- 女流本因坊・棋聖戦本戦トーナメント進出(22‑23年度)
- 趣味:読書、音楽鑑賞、映画鑑賞、プラネタリウム
- 家族構成:
- 祖父が囲碁教室運営者(囲碁教育の原点)
- 伯母:大澤奈留美五段(プロ棋士)
- 母親の摩耶さんは女流アマの王者に2度輝
大須賀聖良氏は、2004年1月20日に埼玉県で生まれました 。
彼女は2020年に日本棋院の「女流特別採用推薦」制度を通じて15歳でプロ初段となり、2019年9月には公式対局を開始しています 。
その後、2023年には二段に昇段し、その才能とプロとしての成長を示しました 。
彼女は日本棋院東京本院に所属し、洪清泉四段の門下で研鑽を積んでいました 。
大須賀聖良の学歴
若手囲碁棋士として注目を集める大須賀聖良さん。
プロ棋士の学歴は、いわゆる一般的な学校教育とは少し違った道をたどることもあります。
大須賀聖良さんも、囲碁に専念するために特別な学び方をしてきた一人です。
今回は、その学びの道を詳しく見ていきましょう。
大須賀聖良の出身小学校
大須賀聖良さんの、出身小学校はさいたま市立芝川小学校です。
これは、日本棋院が主催する「少年少女囲碁大会」の第36回全国大会結果に、彼女が「さいたま市立芝川小学校6年」として出場していたことが明記されていることから確認できます。

出典元:https://www.nihonkiin.or.jp/event/area/ichigaya/36_533.html
地元の小学校に通いながら、この頃からすでに囲碁の大会で頭角を現していたのですね!
大須賀聖良の出身中学校
大須賀聖良さんの出身中学校は、公表されていませんが、以下の学校が考えられます。
- 第二東中学校
- 多くの卒業生が進学する中学校です。
- 大宮南中学校
- 天沼町2丁目全域が通学区域で、こちらにも進学可能です。
- 大宮東中学校
- 天沼町1丁目〜329番地の地域が対象で、該当する一部地区から進学可能です。
つまり、第二東中、大宮南中、大宮東中の3校が、「芝川小学校」・天沼町周辺から進学可能な中学校となります。
小学6年〜中学1年の約1年間、韓国に滞在
大須賀聖良さんは、小学6年から中学1年にかけて、囲碁強豪が集まる韓国に滞在し、現地の囲碁道場で鍛錬を積んでいました。
この時期には、すでに囲碁の道を究めるための本格的な修行に打ち込んでいたことが分かりますね!
大須賀聖良の出身高校
大須賀聖良さんの出身高校は、公表されていません。
しかし、埼玉新聞のインタビューでは「高校には行かず、1日10時間くらい勉強している」と語っています。
現在は高校には行かず「1日10時間ぐらい道場で勉強している」。プロが主宰する張豊猷八段の「今研」、小山空也四段の「空研」、高尾紳路九段、小松英樹九段の研究会にも意欲的に通っている。
この発言からは、以下の可能性が考えられます。
- 高校に進学していない
- 高校に進学したが、卒業せず囲碁活動へ専念した
大須賀聖良の出身大学
大須賀聖良さんの出身大学は公表されていませんでした。
大須賀聖良さんの高校時代の発言から推測しても大学へ進学する道は取らず、引き続き囲碁一本に打ち込んでいたと見るのが自然のような気がします。
まとめ
今回は、大須賀聖良さんの出身校や学歴、囲碁との関わりについてお伝えしてきました。
大須賀聖良さんは、埼玉県内の学校に通いながら囲碁の修行に励み、小学6年生で韓国に短期留学していたことがわかりました。
囲碁と学業を両立させながら、若くしてプロ棋士としての道を歩んでいたことが印象的です。
21歳という若さで亡くなりましたが、その歩みには多くの努力と情熱が詰まっていました。
今後も、大須賀聖良さんが残した足跡が囲碁界に受け継がれていくことを願っています。