女優・アーティストとして幅広く活躍している、のんさん。
かつては能年玲奈として朝ドラ『あまちゃん』で一世を風靡しましたが、今では音楽活動やアート分野でも注目を集めていますよね。
そんなのんさんの学歴や学生時代のエピソードについて、気になっている方も多いのではないでしょうか?
実は、小・中学校時代に始めたバンド経験が、今の音楽活動にもつながっているんです!
そこで今回の記事では、
- のんさんの出身校まとめ(小学校・中学校・高校)
- 中学時代のバンド経験と現在の音楽活動のつながり
といったポイントに注目して、詳しくご紹介していきます。
知られざる学生時代ののんさんに迫ってみると、新たな魅力が見えてくるかもしれません。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう!
目次
のん(能年玲奈)の出身校一覧まとめ(小学校〜高校)

- 神河町立寺前小学校
2000年4月入学/2006年3月卒業 - 神河町立大河内中学校(現・神河町立神河中学校)
2006年4月入学/2009年3月卒業 - 堀越高等学校 トレイトコース
2009年4月入学/2012年3月卒業 - 大学には進学していません
のん(能年玲奈)の小学生時代:音楽との出会い

俳優・アーティストとして活躍するのんさん(本名:能年玲奈)は、兵庫県神崎郡神河町の出身です。
彼女の原点は、兵庫県の自然豊かな町にあります。
ここでは、のんさんがどんな環境で育ち、小学校時代をどのように過ごしていたのかをご紹介していきます。
のんさん(本名:能年玲奈)の出身小学校は、兵庫県神河町立寺前小学校です。
2000年4月に寺前小学校へ入学し、2006年3月に卒業しています。

地元は田んぼや山に囲まれた自然豊かなエリアで、子どもが自由に遊べる環境が整っていました。
このような土地で育ったのんさんは、小学生時代から活発で創造的な性格だったようです。
のんさんの小学生時代には、秘密基地を作ったり、泥だらけになって遊んだりする毎日でした。

近所の家の青い柿を大量に取ってしまい、親に叱られて持ち主に謝りに行くというエピソードも、彼女の無邪気さを物語っていますよね。
秘密基地のあった畑や、オタマジャクシを飼っていた空き地、友達と遊んだ寺前小学校のゴンドラ…。
出典元:.kobe-np
家庭では両親が共働きだったため、長女として料理当番や家事を手伝う役割を担っていました。
ただ、「本当はやりたくなかった」と振り返っていました。
のんさんは幼いころから絵を描くことが大好きで、イラストレーターや漫画家に憧れていました。

さらに、 お笑い芸人への強い憧れもあったようです。

特にダンディ坂野さんの「ゲッツ&ターン&リバース&ステップステップ」を練習し、友達の前で披露しては教室を笑わせていたというエピソードもあります。
そして、音楽との出会いが訪れたのは、小学校6年生のとき。
友人に誘われてバンドを組み、ボーカルとして初めて人前で歌う経験をしました。

小6の頃に友達に誘われてバンドを組んで歌ったのが最初です。
当時は大塚愛さんの「さくらんぼ」を、友人たちと一緒に演奏していたそうです。
このときの体験が、のんさんにとって“歌う楽しさ”を知った原点になったのかもしれません。
その後の、アーティスト活動の土台が、すでにこの頃から芽生えていたと考えると感慨深いですね。
このように、のんさんの小学校時代は自然の中で創造力と表現力を育んだ、彼女の原点ともいえる時期だったことがよくわかります。

そしてその創造性は、現在ではアーティストとして個展を開催するほどに成長しています。
のん(能年玲奈)の中学校時代:バンドに尽くした青春と芸能界

通っていた中学校は、兵庫県神河町にある神河町立大河内中学校(現・神河町立神河中学校)です。
中学生時代の、のんさん(本名:能年玲奈)は表現者としての才能が一気に開花した時期でもあります。
音楽や美術への情熱を持ちながら芸能界への第一歩を生み出しました。
部活は、中学時代ソフトテニス部に所属。

毎日のように練習に励んでいたため、真っ黒に日焼けしていたそうです。
あ、運動部!なんとソフトテニス部に所属してました!その頃は日焼けして真っ黒能年でしたよ。
引用元:https://www.tfm.co.jp/lock/girls/onair/121022/?utm_source=chatgpt.com
中学1年生のとき、新垣結衣に憧れて『ニコラ』のモデルオーディションに応募し、見事グランプリを獲得。

これがきっかけで芸能活動がスタートしました。
しかし、芸能活動を始めたことによって「芸能人」と呼ばれるようになり、友人関係が変化したことに悩むこともあったそうです。
2006年、第10回ニコラモデルオーディションでグランプリを獲得し、13歳でレプロエンタテインメントと契約。
中学卒業後、東京の事務所寮に入居し活動を開始。
その一方で、 中学でも、のんさんはバンド活動に取り組んでいました。
同級生と組んだバンド「natural」でギターを担当。

誰よりも早く練習に来て、黙々とギターを弾いていたそうです。
- 中学1年でガールズバンド「natural」を結成し、ギターを担当
- ギターは「目立つから」という理由で選ぶ
- 地元のアマチュアバンドメンバーが役場隣のホールで楽器を貸し出し子供たちに楽器を教えた。
- 練習においては、毎日のようにホールに通い、ひとり黙々と、指が血まみれになるほどギターに打ち込んでいた(恩師・指導者の証言)
- 中学2年で「natural」が解散
- 妹や友人を誘って新バンド「Z!pper」を結成し、ツインギターでGO!GO!7188のコピーにも挑戦
- 他のメンバーの負担を減らすため、自ら進んでボーカルにも挑戦
- 地域の夏祭りやイベントにも出演し、演奏していた
- 13歳でモデル活動を始め、中学卒業と同時に上京を決意
- 「芸能界に進む前に、普通の女の子としての思い出を作っておきたかったのでは」と地元の友人の母親が語っている
難しいパートを何度も練習し、手の皮がボロボロになることもあった。
引用元:jisin.jp 恩師・立石徹也さんの言葉
のんさんは、中学時代、全力でバンド活動に専念していました。
のんさんの音楽活動は単なる趣味の域を超えて、表現者としての才能を育む場でもありました。
美術部にも所属していた彼女は、絵と音楽の両方で自己表現を追求していきました。
また、中学時代は反抗期でもあり、母親との衝突も多かったと語っています。
ケンカの理由は些細なことだったといい、「楽観的なお母さんで、私が悩んでいることに対して、『どうでもいいやん』って振る舞ってくるのが許せなかった」と当時の苦悩を吐露。
それでも、のんさんは将来の夢に向かって真っ直ぐに進んでいました。

中学3年生の終わりには「卒業したら東京に出て、女優になる」と心に決めていたそうです。
のんさんは、中学時代のバンドについて「本当に楽しい青春時代だった」と語っていました。
芸能活動をしていたのんさんは、友達との楽しい時間を過ごせるのは「今しかない」という思いで、バンド活動をしていたのかもしれませんね!
中学でのバンド経験を活かし、現在はアーティストとして音楽活動を本格的に展開しています。
のん(能年玲奈)の高校時代:女優を目指し上京

のんさん(本名:能年玲奈)が通っていた高校は、芸能人御用達としても知られる堀越高等学校・普通科・トレイトコースです。
2009年4月に入学し、2012年3月に卒業しています。
出身は兵庫県神河町の自然豊かな田舎町。
そこから上京しての高校生活は、想像以上に過酷なものだったようです。
のんさんは「東京に来て、人が多くてつらいなって思いました。どうしてこんなに大勢の人が歩いているんだろうって」と語っており、環境の違いに戸惑いを覚えたといいます。

標準語への切り替えや電車移動にも苦労し、遅刻することも多かったそうです。
高校では、ファッション誌『ニコラ』の専属モデルとして活動を続けながら、芸能と学業の両立を模索していました。
高2のときには、映画『告白』に生徒役として出演し、セリフはなかったものの、女優としてのキャリアをスタートさせます。

一方で、仕事が多忙なあまり学校にあまり通えなかった時期もあり、「学校に行きたくない!」と感じるほど精神的に苦しんだこともあったそうです。
寮生活について、のんさんは毎日のように、母親と連絡を取っていたため、そんなに寂しくなかったと語っかています。
あの頃は毎日お母さんと電話してました。だから1人暮らしも全然さみしくなくて、家族と離れてるって感じはしなかったです。
高校卒業時には、美術大学への進学も考えていましたが、「美大に行くと忙しすぎて仕事ができなくなる」と判断して断念。
結果的に進学せず、芸能の道に専念するという大きな決断を下しました。
このように、のんさんの高校時代は、芸能活動と学業の両立に葛藤する日々でした。
のん(能年玲奈):小・中学校のバンド経験が今の活動に!

のん(能年玲奈)さんの音楽活動は、演技とは異なる表現の場として、着実にその存在感を高めています。
自身のレーベル「KAIWA (RE) CORD」を立ち上げ、楽曲の制作、ライブ活動、フェス出演など、音楽家としての歩みを真摯に続けています。
のんさんの音楽の原点は、小・中学校時代のバンド活動にあります。
小学生の頃は友人とバンドを組み、大塚愛の「さくらんぼ」などを歌って音楽の楽しさに触れました。

中学では「natural」「Z!pper」でツイン・ギターやボーカルを担当し、GO!GO!7188のコピーにも挑戦。
指が血まみれになるほど練習に打ち込んでいたといいます。
その頃の体験は、確実に今の活動に生きています。
実際に、のんさんは自身の楽曲でGO!GO!7188の元メンバーから楽曲提供を受けています。
中学時代のバンド「Zipper」では、「GO!GO!7188」のコピーバンドをしていました。
かつて、コピーしていた憧れの存在と“表現を共にする”立場へと成長しました。
高校進学後は一時的にバンド活動から離れたものの、のんさんはギターを手放さず、自宅で弾き続けていました。
その後、2017年にレーベルを設立し、『スーパーヒーローズ』『PURSUE』などのアルバムを発表。
矢野顕子さんや後藤正文さんらとの共作も行い、音楽アーティストとしての道を大きく広げています。
小学生からの音楽経験が、のんさんの創作の根幹となり、現在の音楽活動へとつながっています。
のんさんが小・中学校で仲間と夢中になって取り組んだバンド活動。
あの頃のまっすぐな情熱は、年月を経た今もなお、彼女の音楽、そして生き方にしっかりと息づいているようですね!
まとめ
今回は、のんさん(本名:能年玲奈)の学歴について、小・中学校時代のバンド活動を振り返りながら、その経験が現在の音楽活動にどうつながっているのかをお届けしました。
寺前小学校では友人とバンドを組み、大塚愛の「さくらんぼ」などを歌って音楽の楽しさを知ります。
中学では「natural」や「Z!pper」でギターやボーカルに挑戦し、ひたむきに練習を重ねる日々。
指が血まみれになるほど打ち込んだ経験は、今の表現力の源になっています。
現在ののんさんは、自身のレーベル「KAIWA (RE) CORD」で楽曲制作やアート表現に取り組み、
かつてコピーしていたGO!GO!7188の元メンバーからの楽曲提供も実現しました。
小・中学校時代のバンド活動は、ただの趣味ではなく、のんさんにとって“今につながる原点”となりました。