渡邊渚アナの学歴や生い立ちを深掘り！
家族の絆が支えたアナウンサーへの夢と、学生時代に描いたその決断に迫ります。
渡邊渚さんは、2023年8月にフジテレビを退社し、現在はフリーランスとして新たな一歩を踏み出しています。
学生時代から描いていたアナウンサーの夢、そしてそれを支えた家族の絆。
これまでの道のりには、数々の挑戦と決断が刻まれています。
さらに、退社後はモデルや執筆活動を行い、2024年1月にはフォトエッセイの出版も予定されています。
この記事では、渡邊さんの学歴や生い立ちに触れつつ、アナウンサーを目指した学生時代の思いと、現在の活動に迫ります。
目次
渡邊渚アナのプロフィールと現在の活動
名前：渡邊渚（わたなべなぎさ）
• 生年月日：1997年4月13日（27歳）
• 出身地：新潟県阿賀野市
• 身長：165cm
就職
• 2020年4月 フジテレビ入社：めざましテレビ（2020年9月〜2023年7月）- 情報キャスターぽかぽか（2023年1月〜）- 木曜進行アナウンサー
• 2024年8月末 フジテレビ退社
渡邊渚さんは1997年4月13日に新潟県阿賀野市で生まれの27歳です。
家族構成は両親と妹の4人家族として育ちました。
渡邊さんの父親は大企業の社員で、転勤が多い職業に就いていたようです。
小学2年生まで阿賀野市で過ごし、その後愛知県名古屋市を経て神奈川県横浜市に移住しました。
慶應義塾大学経済学部を卒業後、2020年にフジテレビに入社しましたが、2024年8月末に退社し、
現在はフリーランスとして活動しています。
闘病と新たな挑戦
渡邊渚さんは、フジテレビ入社後に『ぽかぽか』や『めざましテレビ』などの人気番組で活躍し、幅広い世代から親しまれていました。
しかし、2023年7月に体調不良のため入院し長期休養に入りました。
2024年10月には自身のInstagramで過去にPTSD（心的外傷後ストレス障害）を患っていたことを公表。
その後、大学などで精神疾患への理解を広める活動に取り組んでいます。
12月上旬には、PTSDについて大学で講義を行うなど、自身の辛い経験を今後にも繋げていきたいと考えているようだ。
引用元：https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2415889/
現在の活動
2024年12月23日発売の『週刊プレイボーイ1&2号』でフリー転身後初のグラビアに挑戦し、新たな一面を見せています。
さらに、2025年1月29日には初のフォトエッセイが発売されました。
自身の生い立ちや闘病生活、現在のリアルな日常などが収録されています。
また、「moz FOREST LABEL」とのコラボレーションでオリジナルTシャツを制作するなど、多岐にわたる活動を展開しています。
このTシャツは彼女の名前「渚」にちなんで海をモチーフにしたデザインで、裏面には渡邊さん自身が撮影した海の写真がプリントされています。
現在、SNSなどでは渡邊渚さんの身に起きた出来事が大きな話題となっています。
病状が回復に向かっているとのことで、これ以上に喜ばしいことはありません。
渡邊渚さんは、幼少期からアナウンサーを夢見て努力を重ねてきた方です。
彼女が新たな挑戦へと踏み出している姿は、多くの人に勇気を与えているように感じます。
渡邊渚アナの生い立ち｜家族と過ごした幼少期
渡邊渚さんの小学校時代は、人生の大きな転機が重なった時期でした。
2004年の新潟県中越地震をきっかけに家族で移住を決意した背景には、幼いながらも強い家族愛がありました。
新潟、名古屋、神奈川と、3つの地域での転校を経験し、そのたびに新しい環境に適応する力を培いました。
それでは、詳細を見て行きましょう。
新潟で育まれた幼少期の思い出
渡邊渚さんは1997年、新潟県で生まれました。
家の周囲は田んぼに囲まれ、庭には雉が訪れ、時にはクマが現れるような環境で育ちました。
「元気いっぱい外を駆け回って遊んで、何にもないけれど、すごく満たされた生活だった」と当時を振り返っています。
また、幼い頃から建築や模型作りに興味があり、シルバニアファミリーを使って街を作ったり、
分度器や定規を使って仮想の街を製図したりして遊んでいました。
模型というか建築が好きです。シルバニアファミリーが好きで、たくさん並べて街を作って遊んでいて、小学生の頃には分度器と定規で仮想の街を妄想して製図していました。
引用元：https://news.misscolle.com/3065/
当時、渡邊渚さんの祖母は新潟でアナウンサーをしていたそうです。
7歳までの新潟時代に叔母がリポートする姿を見て、幼い頃からアナウンサーという職業に憧れを抱いていました。
幼少期に身近な人がアナウンサーとして活躍する姿を目にする機会は、
後に渡邊さんがアナウンサーを志すきっかけの一つとなったようですね。
「7歳まで新潟に住んでいて、叔母がテレビでリポートしたりする姿を見ていました。幼い頃から何となく憧れの職業でした」と明かす。
引用元：https://mantan-web.jp/article/20210716dog00m200082000c.html
新潟県中越地震を経験した小学時代
渡邊渚さんは2004年4月に阿賀野市の小学校に入学しました。
小学校入学から2年生まで通学します。
具体的な学校名は公表されていません。
下校時には友人と田んぼの畦道を歌いながら歩き、近くの小川でザリガニ釣りを楽しむなど、のどかな田舎暮らしを満喫していました。
そんな穏やかな日々の中、家族と一緒に過ごしていたある日、突然それは起こりました。
2004年10月23日、渡邊さんが小学1年生のとき、新潟県中越地震が発生しました。
当時、父親は単身赴任中で、渡邊さんは母親と妹との3人暮らしでした。
幸いにも、地震そのものによる被害は軽微だったそうです。
しかし、ニュース報道などで幼い子供が深刻な被害を受けていることを知ります。
それを知った渡邊さんは「生きていることが当たり前ではない」という命の尊さに気づかされたといいます。
この日以来、渡邊渚さんは二つのことをやり始めたそうです。
- 毎日寝る前にお祈りをする。「家族や大切な人が明日を笑って暮らせますように」
- 毎年10月に遺書を書く。内容は家族や友人にどうしても伝えたいこと
この経験が、彼女にとって大きな価値観の転換点となりました。
家族の絆を深めた地震後の出来事
地震の翌日は妹の誕生日でした。
母親は自身の実家（祖母）が震源地近くであることを心配しながらも、子どもたちに不安を与えないよう努め、
妹のために誕生日ケーキを作るなど、いつも通りの生活を装いました。
この母親の配慮を見た渡邊さんは、家族と一緒に暮らすことの大切さを改めて感じたといいます。
地震の翌日、まだ祖父母の安否がわからない中、母は妹の誕生日ケーキを作りました。そんな気になれないだろうに。
きっと母なりに、この日が悪い思い出にならないように、涙をこらえて必死に取り繕っていたのだと思います。母にだけ頑張らせてしまっている気がして胸が苦しくなった記憶があります。
父親が単身赴任のため家族がバラバラに暮らしていたことに不安を抱いた渡邊さんは、
両親に「家族みんなで一緒に生活したい」と願い出ます。
この思いを受け、家族は新潟を離れ、父親の単身赴任先である愛知県名古屋市へ引っ越す決断をしました。
- 小学2年生の途中で名古屋市の小学校に転校。
- 11歳（小学5年生頃）で神奈川県横浜市の小学校へ転校します。
幼いながらも環境の変化に柔軟に対応し、新しい友人関係や生活を築いていきました。
地震という大きな出来事をきっかけに、命の尊さや家族の絆の重要性を幼少期に体験した渡邊渚さん。
家族と一緒に暮らしたいという願いを両親に伝えることは、
幼少期の彼女にとって簡単な決断ではなかったはずです。
友達や慣れ親しんだ環境と離れるリスクがある中で、
彼女がそれでも「家族の絆」を最優先に選んだ姿勢は、非常に感慨深いものがあります。
この経験が、彼女の価値観やその後の人生を形作る重要な原点となったのではないでしょうか。
もし父が一人で被災したら、誰も助けてあげられない。悩んでも近くにいないから話もしづらい。小さな不安が徐々に大きくなって、私は家族一緒に生活したいという思いを両親に伝えました。
渡邊渚アナの学歴｜中学での歩み
中学時代の渡邊渚さんは、剣道部での活動を通じて精神力を鍛えました。
また、アナウンサーという夢を具体的に描くきっかけとなった出会いがありました。
渡邊さんは横浜市立平戸中学校に進学し、剣道部に所属します。
渡邊さんは、受験をして入学しています。
- 在学期間：2010年4月入学〜2013年3月卒業
- 部活動：剣道部に所属し、剣道初段を取得
剣道初段の資格を取得するまでの練習を通じて、忍耐力や礼儀、そして自己鍛錬の大切さを学びました。
この経験は、アナウンサーとしてのキャリアにも役立つ人格形成の一助となったと言えます。
- スポーツが得意で文武両道を実践
- 剣道を通じて精神修養に励む
- 聞き上手な性格で友達作りが得意
- 部活動で身につけた経験を活かし、リボン結びなどの細かい作業も得意
剣道を通じて身につけた礼儀や自己規律は、彼女がどのような困難にも負けない精神的な強さを持つ原点だったのではないでしょうか。
マララ・ユスフザイのスピーチとの出会い
中学3年生のとき、マララ・ユスフザイのスピーチを聴いたことで、
渡邊さんは「メディアには社会に大きな影響を与える力がある」と感じました。
マララさんのスピーチについて、後のミスキャンニュースのインタビューで渡邊さん自身が答えています。
「もし、メディアがなかったら、彼女のことを私も世界も知らずにいたかもしれない」
と語り、この経験がマスメディアの重要性を考えるきっかけとなりました。
中学３年生のときに、マララ・ユスフザイさんのスピーチを聴いて、もし、メディアがなかったら、彼女のことを私も世界も知らずにいたかもしれない・・・マスメディアの大切さを考えました。
中学時代は、剣道部での活動を通じた人格形成と、マララ・ユスフザイのスピーチとの出会いにより、
アナウンサーという具体的な夢を見つけた重要な時期となりました。
この出来事をきっかけに、メディアを通じて人々に影響を与えるアナウンサーを目指すようになりました。
夢を見つける瞬間は誰にでも訪れますが、渡邊さんの場合、
それが世界的なスピーチとの出会いだったことに特別な運命を感じます。
渡邊渚アナの学歴｜高校での歩み
渡邊渚さんは2013年4月、偏差値76の難関校である慶應義塾女子高等学校に入学しました。
入学直後の体育の授業でバレーボールをした際、友人に誘われてバレーボール部に入部。
バレーボール部では、身長が165cmと比較的標準的な体格ながら、ジャンプ力などの課題もあり、
レギュラーとしてコートに立つことは叶いませんでした。
しかし、スコア記録やドリンク作り、氷嚢準備などのサポート業務を通じて、
チームワークの大切さを学びました。
高校2年生の時には人気ファッション誌『Seventeen』の「ミスセブンティーン2014」に挑戦します。
6,147人という過去最多の応募者の中からファイナリスト22人に選出されます。
しかし、残念ながら合格はしませんでした。
この経験が後のアナウンサーとしての活動にも大きな影響を与えると考えられます。
その後、少しの間だけ「ボックスコーポレーション」に所属していたという情報があります。
また、ビジネスコンテスト「キャリア甲子園」にも一人で参加しています。
当初は仲の良い友人と2人で出場する予定でしたが、途中で友人が参加できなくなり、
１人での参加を余儀なくされました。
「2020年にする仕事」をテーマに発表しています。
この出場は、渡邊さんにとって説得力のあるスピーチを人前で行うという大きな挑戦だったのかもしれません。
漫画「ちはやふる」の影響を受けて競技かるたにも挑戦するなど、様々な経験を積極的に重ねていきました。
この時期から既に将来の夢として「アナウンサー」を公言しており、その目標に向かって着実に歩みを進めていました。
高校時代は、難関校での学業と部活動の両立に励みながら、将来のアナウンサーという夢に向けて、
多様な経験を積極的に積み重ねた重要な期間となりました。
渡邊渚アナの学歴｜大学での歩み
渡邊渚さんは慶應義塾大学経済学部（偏差値65〜67.5）に2016年4月に入学し、2020年3月に卒業しました。
大学時代は学業と芸能活動を両立させながら、多彩な活動を展開しました。
- 入学直後からミス慶應コンテストに挑戦
- 芸能事務所に所属しての活動
- 馬術愛好会での活動
ミスコンテスト挑戦
入学式の翌日にミス慶應コンテスト2016のファイナリストに選出されました。
しかし、主催者側の不祥事によりコンテスト自体が中止となり、「幻のミス慶応」と呼ばれることになりました。
芸能活動
大学2年生で芸能事務所「生島企画室」に所属します。
TBSアナウンサーだった生島ヒロシ（本名：生島博）が、退社翌日の1989年4月1日に実弟の生島隆とともに設立した芸能プロダクションです。
渡邊さんは『バズリズム』や『週末ハッピーライフ！お江戸に恋して』などでリポーターを務めました。
その後もテレビ番組や映画など、幅広いジャンルで活動していました。
映画『センセイ君主』にも出演していました。
テレビ出演
- 『週末ハッピーライフ！お江戸に恋して』（2017年4月〜2019年3月、TOKYO MX）- リポーター
- 『バズリズム』（2017年、日本テレビ）- リポーター
- 『全力坂』（2017年4月18日・26日、テレビ朝日）
- 『ネプリーグSP〜東大VS京大VS慶應！』（2018年6月25日、フジテレビ）- 慶應チームとして出演
映画出演
- 『センセイ君主』（2018年8月1日公開、東宝）
- 『響-HIBIKI-』（2018年9月14日公開、東宝）
- 『君は月夜に光り輝く』（2019年3月15日公開、東宝）
モデル活動
- フリーペーパー『Have a nice PHOTO vol.21』（2017年9月21日発行）
- その他、雑誌やフリーペーパーに多数出演
2019年のサッカー早慶戦では応援マネージャーを務め、早稲田大学の石川みなみさんとの対決が話題となりました。
課外活動
渡邊渚さんは慶應義塾大学在学中、フジテレビとTBSの両方のアナウンサースクールに通学していました。
フジテレビ・アナトレ
- 場所：フジテレビ本社（東京都港区台場）
- 基礎コースは約2ヶ月間で週1回
- 授業時間は1回2時間
- 費用：65,000円〜95,000円
TBS Voice
- 場所：TBS放送センター（東京都赤坂）
- 基礎クラスは8人程度の少人数制
- 1回120分×3コマ
- 費用：入学金5,000円＋授業料30,000円
大学入学直後に馬術愛好会に入部し、キャンパスライフを楽しみながら、学業と芸能活動を両立させました。
慶應義塾大学での4年間は、学業とタレント活動を両立させながら、将来のアナウンサーとしての基礎を築いた重要な時期となりました。
2020年3月の卒業後、同年4月にフジテレビにアナウンサーとして入社し、夢を実現させました。
フジテレビでの挑戦とアナウンサーとしての活躍
フジテレビに入社後、渡邊渚さんは『めざましテレビ』や『ぽかぽか』などの人気番組で活躍しました。
その明るい笑顔と親しみやすいトークで、視聴者から幅広い支持を集めた彼女。
情報を伝える正確さと温かみのあるキャラクターを活かし、多くの人に元気を届けるアナウンサーとしての存在感を発揮しました。
人気番組での活躍
2020年4月のフジテレビ入社後、渡邊渚さんは多彩な番組で活躍しました。
同年9月5日から『もしもツアーズ』の4代目ツアーガイドに抜擢されます。
9月28日からは『めざましテレビ』に出演。
朝の情報番組では月・水・金曜日を担当し、午前2時過ぎという早朝からの勤務をこなしました。
『めざましテレビ』では情報キャスターやエンタメキャスターとして活躍し、「スゴ撮」のリポーターも担当。
食レポでは30個以上の餃子を食べるなど、食いしん坊キャラクターとしても視聴者から親しまれました。
2023年1月からは新番組『ぽかぽか』の木曜進行アナウンサーも務め、母親が番組を見に来た際には「ぽかぽかは凄く生き生きしてますね」と評価されるなど、新たな一面も見せました。
フジテレビでの4年5ヶ月の活動期間中、明るく元気な人柄で多くの視聴者から支持を得ました。
2023年7月に体調不良のため長期休養に入るまで、複数の人気番組で活躍。
2024年8月末に退社する際には、三宅正治アナから「渚さんのご決断を応援したいと思います」とねぎらいの言葉が贈られました。
まとめ
渡邊渚さんは、新潟県で自然に囲まれた幼少期を過ごしました。
2004年の新潟県中越地震を経験し、「家族と一緒に暮らしたい」という思いから転校と引っ越しを決意。
命の尊さや家族の絆を深く実感したこの経験が、彼女の価値観を形作る原点となりました。
横浜市立平戸中学校→慶應義塾女子高等学校→慶應義塾大学と進学します。
ミスコンやアナウンサースクールでの挑戦を通じて、夢であるアナウンサーへの道を着実に歩みます。
フジテレビ入社後は、『めざましテレビ』や『ぽかぽか』で活躍し、親しみやすい笑顔と確かなアナウンス技術で視聴者から愛されました。
現在はフリーアナウンサーとして新たな挑戦を続ける彼女。
これまでの経験は、未来への大きな財産となっているはずです。
これからの活躍を心から応援していきたいと思います。
