女優として多くのドラマや映画で活躍する趣里さん。
その演技力だけでなく、最近では「英語が堪能」という一面にも注目が集まっています。
一体、趣里さんはどこで英語を習得したのでしょうか?
どうやらその背景には、「中学卒業後のイギリス留学」という意外な経歴があるようです。
そこで今回の記事では、
- 趣里さんの英語力の実際のレベルや使用場面
- 英語を覚えたきっかけとなったイギリス留学の詳細
- 留学先での経験や、英語力が現在の女優活動にどう活かされているか
といった点について詳しく解説していきます。
趣里さんの語学力がどれほど本格的であるかが分かりました。
ぜひ最後まで読んで、彼女の多彩な才能に触れてみてください!
目次
趣里の英語力のレベルは?

女優として実力派の地位を確立している趣里さん。
最近では「英語が話せる女優」としても注目されつつあります。
実際のところ、彼女の英語力はどれほどのレベルなのでしょうか?
趣里さんの英語力は、スピーチや演技において実用的なレベルに達しており、「発音の明瞭さ」「自然な台詞回し」が高く評価されています。
その実力が明らかになったのが、2012年の日米合作舞台『HIKOBAE』の発表会見です。
この会見で趣里さんは、外国人記者を前に流暢な英語スピーチを披露しました。
さらには外国人プレス向けに、同じ内容を流暢(りゅうちょう)な英語でも披露するという多才ぶりを見せつけた。
引用元:cinematoday.jp
彼女は事前に用意された原稿を使っていたものの、発音が非常に明瞭で、リズムや抑揚も自然だったとされています。
つまり、ただ読むだけでなく、英語の「音」や「間」を理解している証拠です。
さらに、2025年放送予定のドラマ『モンスター』でも、英語台詞が求められる役に挑戦しています。
共演の秋元才加さんとともに、英語でのやりとりを自然にこなす演技を見せており、プロの現場でも通用する英語力と評価されています。
発音や流暢さはネイティブレベルなのか?
趣里さんの英語は発音も流暢さも高い評価を受けていますが、ネイティブレベルかどうかという点では、やや見解が分かれています。
趣里さんは、「留学当初は辞書を引きながらなんとか会話していた」と語っています。
その発言からも、趣里さんは、英語を一から努力で身につけたようです。
現時点での英語力については
業界関係者や専門家の間では
「日常会話には困らないレベル」「演技指導を英語で受けられるほどの理解力」といった評価が主流です。
しかし一方で、発音そのものはネイティブスピーカーと比べると差があるという指摘もあります。
複数のメディアによるスピーチ音声の比較分析では、「日本語話者特有のイントネーションや母音の発音」が残っているとの見解が示されています。
それでも、流暢さと表現力においては十分に実用的なレベルであり、演技の場でも英語での感情表現に問題がないとされています。
ネイティブとは言えないまでも、彼女の努力と成長が感じられる英語力です。
中学卒業後のイギリス留学

趣里さんが本格的に英語を学び始めたのは、中学卒業直後のイギリス留学がきっかけでした。
2006年、桐朋女子中学校を卒業した15歳の春に単身ロンドンへ渡航。
進学先は、英国でも名門とされるバレエ専門校「Arts Educational Schools(アーツ・エデュケーショナル・スクールズ)」です。
15歳で単身イギリスに留学。「どうしても行きたくて行かせてもらった。
引用元:sponichi.
この留学が英語との本格的な出会いだったとのこと。
それまで英語教育をほとんど受けておらず、「渡英当初は英語力ゼロの状態」だったそうです。
現地では、学校の授業や寮生活を通じて、日常会話を実践的に吸収していきました。
本人によると、「最初は辞書を片手に、ジェスチャーと単語で必死に意思疎通していた」とのこと。
その姿から、英語を自然に身につける努力と苦労が伝わってきます。
この時期の経験が、現在の英語力の基礎を築いたことは間違いありません。
趣里さんは、当時について「語学というより、生きるために必要なコミュニケーション力を鍛えられた」と語っていました。
語学学校?それとも演劇学校で学んだ?
趣里さんが留学していた
「Arts Educational Schools(アーツ・エデュケーショナル・スクールズ)」は
イギリスでも有名なバレエと舞台芸術の専門校です。
語学学校ではなく
プロの舞台パフォーマーを養成することに重点を置いた教育機関であり
あのミュージカル女優ジュリー・アンドリュースの母校としても知られています。
つまり、趣里さんがイギリスへ渡った目的は「語学留学」ではなく、「バレエの技術を極めるため」の本格的な芸術修行でした。
そのため、英語の授業や語学教育そのものは行われておらず、英語はすべて実生活の中で自然に習得していくしかありませんでした。
バレエや舞台の専門用語、日々のルームメイトとの会話
そして先生やクラスメートとのやり取りを通じて
実用的な英語を肌感覚で覚えていったことが
趣里さんの語学力の特徴と言えるでしょう。
滞在期間・場所・生活スタイルは?
趣里さんのイギリス留学は、2006年から2008年までの約2年間にわたりました。
この期間中、彼女はロンドン中心部にある学生寮で生活していたとされています。
女性自身の報道によれば、趣里さんが過ごしていたのは4人部屋の学生寮。
多国籍な生徒が同じ部屋に暮らす環境の中で、自然と英語を使う機会が増え、語学力の習得が進んだようです。
また、学校生活も非常にハードでした。
午前中は英語や数学などの一般教科
午後は本格的なバレエレッスンと
芸術と学問の両立を求められるスケジュールを日々こなしていたそうです。
そんな中、母国日本とのつながりも大切にしていたようで
国際電話代がすごい金額になった。
というエピソードもあるほどです。
毎日電話してしまって、国際電話だから金額がすごいことになっちゃいました(笑)。
引用元:女性自身
これは、寮生活の孤独や文化の違いに戸惑いながらも
家族との連絡を心の支えにしていた証拠と言えるでしょう。
このように、ロンドンでの生活は
決して楽なものではありませんでしたが
英語力だけでなく精神的な自立も育まれた貴重な時間だったことが伝わってきます。
なぜイギリスを留学先に選んだのか?

趣里さんが数ある海外の選択肢の中からイギリスを留学先に選んだ理由には、はっきりとした目的と憧れがありました。
本人のインタビューによれば、「憧れのヨーロッパで、思う存分バレエに没頭したかった」という純粋な想いがあったとのこと。
バレエを志す若者にとって、ヨーロッパは伝統と格式のある本場。
特にイギリスは、バレエ教育の質の高さで知られています。
趣里さんは
「イギリスがバレエ教育の先進国であること」を重視しており
ロイヤル・バレエ団の出身者を多数輩出している環境に強く惹かれたといいます。
つまり、語学や生活環境よりもまず
バレエを本気で極めたいという強い意志が
イギリスという地を選ばせた最大の動機だったのです。
英語はあくまで「必要に迫られて」学ぶことになりましたが
その原動力はすべて「舞台人としての成長」への情熱から来ている点が
彼女らしい選択と言えますね。
趣里の英語力は女優活動にどう活かされている?
趣里さんの英語力は、舞台裏やプロフェッショナルな現場において、確かに活かされています。
代表的な例が、2012年に行われた日米合作プロジェクト『HIKOBAE』です。
『HIKOBAE』(ひこばえ)は、日本の俳優養成スクールアクターズクリニック(創設者:塩屋俊)と、米国の名門演技学校Stella Adler Studio of Acting(芸術監督:Tom Oppenheim)による提携プロジェクトとして2012年に制作された舞台作品です 。
当時、趣里さんは「アクターズクリニック」の現役生徒として舞台『HIKOBAE』に参加していました。
この舞台作品では、英語脚本による読み合わせにも参加。
シネマトゥデイの報道によると
アメリカ人スタッフとの打ち合わせを英語でスムーズに行い
現地メディアのインタビューにも通訳なしで応じたことが記録されています。
また、2025年現在、趣里さんは
国際共同制作作品への出演実績はまだ確認されていないものの
芸能関係者の証言によれば
「英語でのセリフが必要な役柄のオーディションでは明らかに優位に立てる」との評価を受けています。
つまり、すでに実務レベルの英語力があるだけでなく
それが今後のキャリア選択やチャンスの幅を広げる武器になっているということです。
今後、彼女が国際的な舞台や映像作品に進出していく可能性は、十分にあると言えるでしょう。
まとめ
今回は、趣里さんの英語力とその習得の背景についてお伝えしました。
趣里さんは、15歳でのイギリス留学をきっかけに、実生活を通じて英語を身につけてきました。
ネイティブ並みとはいかないものの、演技や国際的な現場で十分に通用する「実用的な英語力」を備えています。
今後はその語学力を武器に、海外との架け橋となるような活躍にも期待が高まります。
それでは、ありがとうございました!