TBS日曜劇場『キャスター』第3話では、のんさん演じる篠宮楓が物語の中心人物として登場し、大きな注目を集めています。
今回、ロケ地として使用されたのは、東京都練馬区にある武蔵大学江古田キャンパスです。
武蔵大学は、これまでも映画やドラマの撮影場所として使われてきたことがあり、今回もその一つとしてドラマの重要な場面が撮影されました。
また、のんさんにとっては約11年ぶりとなる地上波ドラマ出演となり、撮影に臨んだ際のエピソードも注目されています。
この記事では、
- 『キャスター』第3話で使われたロケ地・武蔵大学の紹介
- のんさんの撮影秘話
- 過去に武蔵大学で撮影された作品のまとめ
についてお伝えしていきます。
放送をより楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、本題に入っていきましょう!
目次
キャスター第3話のロケ地は武蔵大学!撮影場所の概要
TBS日曜劇場『キャスター』第3話では、のんさん演じる篠宮楓が重要な局面を迎えるシーンのロケ地として、武蔵大学江古田キャンパスが使用されました。
ドラマの緊張感ある展開を支える、美しい建築と静かなキャンパスの雰囲気が、よりリアリティを引き立てています。
実は、武蔵大学はこれまでにも数多くのドラマや映画作品に登場してきたロケ地として知られており、撮影地として高い人気を誇っています。
今回は、そんな武蔵大学江古田キャンパスの魅力や、実際に使用された撮影場所について詳しくご紹介していきます!
武蔵大学江古田キャンパスとは?

武蔵大学江古田キャンパスは、1922年創立の旧制武蔵高等学校を前身とする、伝統と格式ある文系総合大学です。
東京都練馬区豊玉上に位置し、西武池袋線「江古田駅」や都営大江戸線「新江古田駅」などから徒歩圏内にあり、アクセスの良さも大きな魅力となっています。
キャンパス内には、大正から昭和初期に建築された歴史的建造物が点在。
特に、ゴシック様式で設計された大講堂や、関東大震災を乗り越えた3号館は、練馬区登録文化財にも指定されています。
こうした荘厳な建物群と豊かな自然環境を背景に、
武蔵大学は『海月姫』や『TOKYO DECIBELS』など、
数多くのドラマや映画のロケ地としても使用されてきました。
そのため、映像作品のファンにとっても”聖地”と呼べる存在となっています。
また、武蔵大学は「ゼミの武蔵」とも称される少人数制教育を伝統としています。
近年は国際交流やPBL(課題解決型学習)にも力を入れ、現代的な教育環境と伝統的な学びが融合した大学へと発展を続けています。
キャスター第3話:のんの撮影秘話!
ドラマ『キャスター』第3話では、のんさん演じる篠宮楓が、研究者として真実に向き合う緊張感あふれる演技を披露しました。
久しぶりのドラマ出演となったのんさんは、撮影現場でも特別な想いを抱いて臨んでいたようです。
今回は、のんさん本人のコメントや共演者・スタッフたちの声をもとに、武蔵大学で繰り広げられた撮影秘話に迫っていきます!
撮影中ののんさんの様子とは?
のんさんは、今回の日曜劇場『キャスター』出演にあたり、
「現実に迫りつつも希望を持たせるストーリーにドキドキしながら挑みました」と語っています。
現場では、研究者としての真剣な姿勢を意識し、緊張感を持って役作りに取り組んでいたそうです。
また、阿部寛さんとの約12年ぶりの共演や、金井監督との久々の再会についてもコメント。
過去の思い出を笑い合いながら、現場では終始和やかなムードに包まれていた様子がうかがえます。
金井監督とは、監督が助監督さんの頃、私が演技の中でろくにおぼんも運べない頃にご一緒していて、恥ずかしい思い出話ができ不思議な気分でした!
引用元:yahoo.co.jp
役柄に対する真摯な姿勢と、温かいチームワークが、篠宮楓というキャラクターのリアリティをより一層引き立てていました。
現実に迫りつつも希望を持たせるストーリーにドキドキしました。
引用元:yahoo.co.jp
共演者・スタッフのコメント
共演者の井之脇海さんは、のんさんとの久しぶりの共演について、

「戦友としてまた同じ現場に立てたことが心強かった」と感慨深く振り返っています。

また、利重剛さんは「新たな出会いと久々の再会が交差する和やかな現場だった」とコメント。
花總まりさんも「研究に心血を注ぐ役柄を演じながら、現場の空気に励まされた」とコメント。
それぞれが、のんさんを中心にした現場の温かさと、同時に漂う適度な緊張感を印象深く語っています。
武蔵大学大講堂はロケ地の聖地!歴代ロケ作品を紹介
歴史的建造物が残る武蔵大学江古田キャンパスの中でも、大講堂は特にロケ地として高い人気を誇っています。
その荘厳なゴシック建築や、はなみずき広場、欅並木など、大学全体が醸し出す最高のシチュエーションによって、武蔵大学はこれまで数多くの映画やドラマで、さまざまな名シーンを生み出してきました。
ここでは、これまで武蔵大学大講堂が登場した代表的な作品を、わかりやすく時系列でご紹介していきます!
2007年:TBSテレビドラマ『華麗なる一族』第5話

巨大財閥・万俵家を舞台に、父と子の確執、経済界の権力闘争、家族の秘密や愛憎が複雑に絡み合う物語。

大講堂が大川一郎(西田敏行)の葬儀シーンに使用されました。
階段状の客席とステンドグラスの荘厳な雰囲気が、物語の重厚感を際立たせています。
2010年:映画『相棒-劇場版II』
出典元:superdramatv
警視庁本部内で警察幹部12人が人質となる立てこもり事件が発生。特命係の杉下右京と神戸尊は、動機も要求も不明な元刑事による事件の真相を追い、警察組織の闇と向き合うことになります。

10号館武道場がロケ地に選ばれ、警察関係の訓練シーンが撮影されました。
武蔵大学の設備がリアルな演出に貢献しています。
2011年:TBSドラマ『桜蘭高校ホスト部』第4話

はなみずき広場が登場し、ハルヒ(川口春奈さん)らホスト部のメンバーが、宝積寺れんげ(土屋太鳳さん)の主導のもと短編映画を撮影するシーンが描かれました。

華やかで開放的な高校生活の一幕を、美しい自然に囲まれたキャンパスが鮮やかに演出しています。
自然に囲まれたキャンパスの並木道が印象的に映ります。
2014年:映画『海月姫(くらげひめ)』

男子禁制のアパート「天水館」でオタク仲間と静かに暮らしていた月海は、ある日、熱帯魚ショップで女装男子・蔵之助と出会う。
自由奔放な蔵之助の登場をきっかけに、月海たちの平穏な日常が少しずつ変わり始める――。

3号館前や3号館廊下がロケ地となり、能年玲奈(のん)さん演じる月海が出会う女装男子・蔵之介(菅田将暉)の大学生活を描写しました。
2015年:映画『ストレイヤーズ・クロニクル』
極秘機関の実験で特殊能力を得た若者たちが、短命という宿命を背負いながらも「希望」と「絶望」を象徴する2つのグループに分かれ、壮絶な戦いを繰り広げます。やがて両者は人類の未来をかけて共闘し、自己犠牲と成長の物語。
ケヤキ並木やはなみずき広場が登場し、成海璃子さん演じる沙耶が通う大学として登場。
並木道での再会シーンが印象的な場面として描かれました。
2017年:映画『帝一の國』
出典元:fod.fujitv
総理大臣を夢見る高校生・赤場帝一が、名門・海帝高校の生徒会長選挙を舞台に、策略と友情、家族の問題を乗り越えながら成長していく学園権力闘争ドラマです。

大講堂が、海帝高校の入学式シーンとして登場。
菅田将暉さん演じる赤場帝一ら新入生が一堂に集まる壮大な場面が撮影されました。
2024年:Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」
良家の子女が通うエリート校が共学化され、厳しい交際禁止規則が敷かれる中、唯千花は規則違反者を秘密裏に助ける“ラブキーパー”として活動を始める。

武蔵大学江古田キャンパスの大講堂が撮影に使用されました。
劇中では、寺島しのぶさん演じる学長・幾島葉子が「男女交際禁止の校則に違反した生徒は退学」と発表する、物語の転機となる重要な場面がここで撮影されています。
2025年:映画『知らないカノジョ』
ある日突然、「最愛の妻と出会わなかった世界線」で目覚めた主人公が、変わってしまった人生を取り戻そうと奔走します。大切な人の存在や“もしも”の世界を描いたファンタジック・ラブストーリーです。

主演の中島健人さんとアーティストmiletさんが登壇し、多くの注目を集めました。
2025年:NHKドラマ「どうせ死ぬなら、パリで死のう。」

大学の非常勤講師の吉人と甥の幸太が、悲観主義を共有しながら不思議な共同生活を送り、やがて最悪の悲劇に直面する物語。

主人公が通う大学のシーンの撮影に使われました。
2025年:映画「早乙女カナコの場合は」
自意識過剰で不器用なカナコが、10年にわたる恋愛を通して自分と向き合い、周囲と共に成長していく物語。

主に大学キャンパスのシーンとして使用されました。
2025年:日曜劇場「キャスター」第3話
大学の若き研究員・篠宮楓(のん)が発表した新たな万能細胞が世界から注目を集める中、SNSでは不正疑惑が浮上。
彼女の支援者である栗林教授(井之脇海)が「ニュースゲート」の独占インタビューに応じるが、進藤(阿部寛)が別ルートで取材を進めていたことから、放送後に大騒動へと発展していく。

武蔵大学で、のんさん演じる篠宮楓(しのみや・かえで)がマスコミに囲まれるシーンなどが撮影されました。
このように、武蔵大学江古田キャンパスは、映画やドラマを問わずさまざまな作品のロケ地として活用されてきました。
歴史ある建築物と自然豊かな環境が、多彩なシーンを演出できることから、多くの映像作品に選ばれているのがわかります。
今後も、武蔵大学がどんな物語の舞台となるのか、注目が集まりそうです。
まとめ
今回は、『キャスター』第3話で使用された武蔵大学江古田キャンパスを中心に、ロケ地としての魅力や、のんさんの撮影秘話についてご紹介しました。
武蔵大学は、その荘厳なゴシック建築や自然豊かな環境、そしてキャンパス全体が醸し出す最高のシチュエーションによって、これまでも数多くの映画やドラマに登場してきました。
今回の『キャスター』でも、その歴史ある雰囲気が物語をより一層引き立てています。
また、11年ぶりに地上波ドラマに出演するのんさんが、緊張感と希望を持って挑んだ撮影エピソードは、作品への期待をさらに高めてくれるものでした。
今後も武蔵大学が、どのような作品の舞台として選ばれ、どんな名シーンを生み出していくのか楽しみですね。
ドラマ『キャスター』第3話の放送も、ぜひチェックしてみてください!